五輪中止になれば「2021年限定特例」の3つの祝日はどうなる

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五輪は安全に開催できるのか

日本政府が今夏の東京五輪中止を結論付けたとする英タイムズ紙の報道が話題になっています。

 東京五輪「日本政府、中止必要と結論」 英紙タイムズ報道、官邸は否定 

橋本聖子五輪担当相は発言を受け「東京大会の開催は決まっている」と強調し、IOCのバッハ会長から問い合わせにも1月22日時点では開催方針は変わっていないと伝えたと報じられています。

一方で、坂井学官房副長官は22日午前の記者会見で「いずれどこかの段階で、実際に開催するかどうかの判断を行う」と、発言をしたことで、中止の可能性も視野に入れていると受け取れます。

■気になる「2021年限定の特例」の祝日移動

12月4日、東京オリンピック・パラリンピック特別措置法等の一部を改正する法律が公布されました。

すでに決まっていた2021年の国民の祝日のうち3つが移動し、祝日が平日に変わる日も。

内閣府のホームページ内「令和3年(2021年)の祝日について」を引用します。

「令和3年(2021年)に限り、『海の日』は7月22日に、『スポーツの日』は7月23日に、『山の日』は8月8日になります。8月9日は休日となります」

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カレンダーや手帳のメーカーは「2月の時点の暦情報を基に進行しています」とのこと。

2020年10月に購入した来年用の手帳にも欄外に「祝日・休日の内容は2020年2月現在のものです。祝日法の改正により変更になる場合があります」と注意書きが添えられています。

祝日の移動は各自で対応せねばなりません。

修正しなければ…と思いつつ、もし中止になったら、この祝日は必要なのでしょうか。

■もともと祝日だった日はどうなる?

もともと祝日だった日はどうなるのでしょうか。

首相官邸ホームページにはこのようにあります。

「2021年は、祝日ではなくなります。たとえば、『国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)』の規定によれば、『スポーツの日』は10月第2月曜日ですが、2021年10月11日は平日になります。『海の日』(2021年7月19日)と『山の日』(2021年8月11日)も同様となります」

■「間違って休んじゃいそう」

ツイッター上には「もっと大々的に告知してくれ」「間違って会社休んじゃいそう」「休みの日に会社行きそう」「知らなかった」「書き換え面倒くさい」「訂正シール作らないと」など、驚きや困惑の声が並びます。

修正箇所は全部で7カ所です。

7月19日 祝日・海の日→平日
7月22日 平日→祝日・海の日
7月23日 平日→祝日・スポーツの日
8月8日 日曜日→祝日・山の日
8月9日 平日→振替休日
8月11日 祝日・山の日→平日
10月11日 祝日・スポーツの日→平日

祝日移動ということは、平日に書き換わる日もあることもお忘れなく。7月19日、8月11日、10月11日は平日です。

祝日を移動する理由は、東京オリンピック・パラリンピック大会期間中の「アスリート、観客等の円滑な輸送と、経済活動、市民生活の共存を図るため」

3つの祝日の移動は「2021年限定の特例」ということになっていますが、移動の理由となる前提がなくなります。

それでも、祝日の移動は法的な措置であり、特措法の施行で確定済みとなっています。しかも、この改正法には五輪の中止や再延期を前提とした祝日の再移動に関する規定がありません。

したがって、たとえこのまま開催が中止になったとしても、再改正が行われない限り、3つの祝日は7月22日、23日、8月8日のままで変わらないことになります。

これは2021年限定の措置だから、2022年以降は祝日法の原則に戻ります。

2022年は「海の日」が7月第3月曜である7月18日、「山の日」が8月11日、「スポーツの日」が10月第2月曜である10月10日になるというわけです。

■2020年は祝日移動据え置き

2020年も、2018年に議員立法で成立した東京五輪・パラリンピック特別措置法に基づき20年に限り、海の日を開会式前日の7月23日、体育の日から改称したスポーツの日を同24日、山の日を閉会式翌日の8月10日にそれぞれ移しました。

開会式と閉会式前後の通勤・通学者を減らし、選手団の移動や、要人警護などへの支障を減らすといった混乱を和らげる狙いがあってのことでしたが、延期となっても2020年の祝日は国民生活への影響を考慮し、移動後の日程のまま据え置きました。

特措法は首相を本部長とする東京五輪・パラリンピック競技大会推進本部を21年3月末まで設置すると定めています。

ただし2020年の祝・休日に変更はなかったからといって今回も改正がないともいいきれません。

印刷されたカレンダー通りになる可能性は否定できないので祝日に関しては今後も注視したほうがいいです。

どちらにしても気をつけてないと混乱する人も出てきそうな気もします。

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